南北朝についての日記?

ノー南北朝、ノーライフ。南北朝を愛してやまないド素人の恥かきブログです。

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吉野の千本桜を企画した粟田久盛の愛情

たいへんご無沙汰しております。
ただいまブログを書くことがなかなかできないので、過去に書いたけどアップしていない記事を載せようと思います。
(3記事くらいあります)

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去年11月、吉野へ行った時に買った『吉野山と太平記』。

吉野山と太平記

吉野に残る南北朝に関する史跡と、古典太平記に登場する吉野についての記述などが紹介されていて、行く前にこれを読んでおきたかったと痛切に感じるくらいのいい本でした。

巻末に、宗良親王撰進の準勅撰集「新葉和歌集」の中の吉野について詠まれた和歌が83首集めてあるのですが、その中の一首(特に詞書)に目を引かれました。


おなじ御陵のほとりに桜を千本植うべき由思ひ立ちて、年々植へけるがやうやう花も咲きければよめる
 植へおかば苔の下にもみ吉野の御幸の跡を花や残さん

             

粟田久盛という人の歌でしたが、「桜を千本植うべき由思ひ立ちて」というのに「ん?」と。
「吉野の千本桜」って、粟田さんが企画したの!?

吉野と桜については検索してみると諸説あるらしいですが、弘和元年(永徳元年・1381年)に成立したこの和歌集に書かれてあるのだからこれは真実どころじゃないですね。

ですが私も現地で“平安時代に信仰の行為として桜を寄進する”ということを聞いてきたので、それもまた事実なのだと思います。

「千本植える」と目標を立てたのが粟田久盛だったということなのでしょう。

なので、粟田さんが植えていくまで、吉野は桜はそこそこあったけど、ぶわっと増えたのは粟田さんが成したことだったんですね。


粟田さん、すごい…!


しかも、この和歌がまた、泣けるじゃありませんか…

和歌は好きだけどあまり理解できなくて残念なのですが、粟田さんの後醍醐天皇への愛情を深く感じます。

・帝が寂しくないよう、桜をたくさんたくさん植えて、華やかにしよう!
・吉野の聖木である桜が、ここに帝が眠っているという確かなしるしを残してくれる。だから、吉野の桜は、即ち帝。
・だけどここに来たのはあくまでも「御幸」、外出先に過ぎない。帝の本当の居場所は京だよ。


合っているのかわからないけど、こんな粟田さんの思いを感じました(涙)


粟田久盛は武士だそうですが、ちょっと検索したくらいではどういった来歴の人物なのか等はわかりませんでした。

もっとちゃんと勉強したその先で、いつか出会えるといいなと思います。

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W杯なので、「南北朝ダービー」

ワールドカップですね~
そういえば以前、南北朝の人物たちでチームを組んで試合をさせたことがありました。
久しぶりに読んでみたら4年前のワールドカップ便乗企画で、そしていろんな意味で笑えました

よかったらどうぞ~↓


第×回 南北朝ダービー


明日の英雄たちの選択は「楠木正成は悲劇の忠臣か」

明日のBSプレミアム「英雄たちの選択」は楠木正成です!!


英雄たちの選択「楠木正成は悲劇の忠臣か」
5/31 (木) 20:00 ~ 21:00 (60分) NHK BSプレミアム


楽しみですね~!

*CommentList

鎌倉幕府滅亡についての番組情報と、楠公祭について

南北朝関連番組情報です。

にっぽん!歴史鑑定『鎌倉炎上~鎌倉幕府はなぜ滅亡したのか?』 
5/28 (月) 22:00 ~ 22:54 (54分) BS-TBS



また番組にも登場するはずの楠木正成関連情報ですが、湊川神社の楠公祭が今日から3日間にわたって行われます。
26日(土)には、5年ぶりに武者行列の巡行があるそうですよ!!

明日!歴史秘話ヒストリア「観応の擾乱」です!!

大変ご無沙汰しております!
明日放送の歴史秘話ヒストリアは、観応の擾乱がテーマです!!

歴史秘話ヒストリア「ご存じですか?観応の擾乱 武士の世をつくった兄弟ゲンカ」
5/16 (水) 22:25 ~ 23:10 (45分)  NHK総合
(再放送は5/19 (土) 10:05 ~ 10:50)



ブログの更新は、もう少ししたらまた出来るかなという感じです。以前のような頻度とはいきませんが…m(_ _)m

北畠顕家生誕700年記念「北畠顕家と霊山」展

今年は北畠顕家卿の生誕700年なんですね。
それを記念した企画展が霊山のある福島県伊達市で企画されています。
期間を分けた3部仕立てで、顕家卿を直接的に取り上げるのは10月からの第3期だそうです。


平成30年度第1回企画展 北畠顕家生誕700年記念『北畠顕家と霊山』
福島県伊達市ホームページ


保原歴史文化資料館 北畠顕家生誕700年記念『北畠顕家と霊山』1
保原歴史文化資料館 北畠顕家生誕700年記念『北畠顕家と霊山』2

伊達市に所在する霊山は、南北朝時代に南朝方の拠点となり、陸奥国府がおかれた場所です。

後醍醐天皇の建武新政下で陸奥守として派遣された北畠顕家は、はじめ多賀城を国府としました。そして延元2年(1337)国府を霊山に移します。その後、顕家は関東や近畿地方を転戦し、度重なる激戦の最中、21歳の若さで命を落としました。

この北畠顕家を御祭神として祭り、明治時代になって建立されたのが霊山神社です。今回の企画展では、顕家ゆかりの霊山神社に保管されている資料を中心に、南北朝時代の陸奥国府と伊達市周辺の様子、戊辰戦争から明治時代にかけて混乱期を乗り切っていく様子など、霊山をめぐる多彩な歴史模様を紹介します。

【スケジュール】
今回の企画展では、展示期間を3期に分け、展示替えを行いながら、北畠顕家と霊山地域を中心としながら、それぞれ特色ある展示を展開していきます。

■第1期 「戊辰戦争と伊達地方」 4月7日(日曜日)~7月1日(日曜日)

■第2期 「霊山神社創建の歴史」 7月7日(土曜日)~9月30日(日曜日)

■第3期 「北畠顕家と幻の陸奥国府」 10月6日(土曜日)~1月20日(日曜日)

場所:伊達市保原歴史文化資料館(旧亀岡家住宅 併設)



もう始まっている第1期では戊辰戦争で新政府軍が使用したとされる「錦の御旗」(霊山神社に保管されている)も初公開されているとのことですよ。
顕家卿の第3期が近くなったら、またご案内しようと思います。

そういえば、伊達市では「霊山高原構想」という、地域の活性化をはかる計画をしているというニュースを以前お伝えしました。(こちら→「北畠顕家卿が有名になるかも!!「霊山高原構想」」)
この構想には顕家卿を中心に据えた「ヒストリカルエリア」というのもあって、もちろん顕家卿を抜きにしては霊山地域の歴史は考えられませんが、今回の企画展も霊山高原構想を見据えてたてられたものなのかなと思いました。


そして、もうすぐ霊山神社春季例大祭ですね。(毎年4月29日)
顕家卿が霊山城に入った時のことが起源とされる「濫觴舞楽(らんじょうぶがく)」が奉納されます。
700年前に誕生した顕家卿、そして彼が残したものが、今もこうやって伝えられ続け、また未来への発展の源としても着目されている……
顕家卿ファン・南北朝ファンとしてとにかくうれしいです!!

懐良親王・良成親王お手植えの藤が咲いています

征西将軍宮懐良親王、そしてその跡を継いだ後征西将軍宮良成親王。
不思議なことに、別の時期に別の場所で、この二人は藤を手ずから植えています。

懐良親王は現・福岡県小郡市の大中臣神社、良成親王は同じく福岡県の八女市にある素盞嗚神社に…。

今年もその二つの神社で藤まつりが開催されます(大中臣神社では開催中!)


大中臣神社 将軍藤まつり

大中臣神社 将軍藤(九州旅ネット)
なんと幹は1本で根元周囲3メートル、枝の広がりは500㎡にも及びます!
(画像は九州旅ネットよりお借りしました)

和様唐様の楼門で有名な大中臣神社の境内に咲く藤は、樹齢が650年と推定されていて、1970年に福岡県の天然記念物に指定されました。

1359(正平14)年に大保原合戦で負傷した征西将軍懐良親王が、大中臣神社の加護で全快し、藤の木を奉納したのが「将軍藤」と伝えられています。

広さ500平方mの棚から垂れ下がる濃い紫色の花は、長いものは1.5mにもなり、豪華けんらん。毎年、多くの花見客を集めています。

☆藤まつり期間:平成30年4月14日(土)~5月5日(土)午前中まで

☆場所:大中臣神社 (小郡市福童555)

☆アクセス:西日本鉄道「端間」駅より徒歩約5分・筑後小郡インターより車で約15分・鳥栖インターより車で10分

☆駐車場:祭り期間中は大中臣神社隣の福童公園(福童566-1)を開放。
 ※マイクロバスまで可。


(詳しくは「小郡市観光協会 4月 大中臣神社 将軍藤まつり(福童将軍藤保存会主催)」をご覧ください)

*現在ちょうど見ごろだそうです!



黒木大藤まつり

黒木大藤(黒木町観光協会
藤棚面積は約3,000㎡(東西約50m/南北約80m)!

平成30年度 八女黒木大藤まつり開催!!

1395年、後征西将軍良成親王のお手植えと伝えられる黒木大藤は、これまでの歴史の中で幾多の戦いと大火をくぐり抜けこれまで樹齢約620年を保ってきました。

いまでも力強く、また、華麗に、そしてたくましく生き続ける長寿の大藤として全国に名が知れるようになり、国の天然記念物に指定されています。

毎年約20万人の来訪があり多くの方が気品に満ちた花と香りを楽しまれています。

☆期間:2018年4月21日(土)~5月6日(日) 

☆会場:素盞嗚神社境内

☆住所:福岡県八女市黒木町黒木5-2


(詳しくは「黒木町観光協会 平成30年度八女黒木大藤まつり」をご覧ください。
また、こちら↓のサイトがめちゃくちゃ詳細・親切に書かれています

メディガク「八女黒木大藤まつり2018の駐車場と混雑は?ライトアップと口コミも!」



小郡の将軍藤も、八女の黒木大藤も、去年行って見てきました
(過去記事「九州南北朝の旅☆2日目 大保原古戦場&高良山・大宰府 その1」「九州南北朝の旅☆3日目 九州南朝最後の拠点・八女を訪ねて その1
両方の記事とも下ーの方にあります 笑)

どちらも本当~~~! に素晴らしかったです
藤の美しさもさることながら、その奥にある歴史……懐良親王と良成親王に思いをはせると、やはり美しいだけの花には見えません。
なので思い返すと自然と目がうるんできてしまいますね。

(また、出会った方々の優しさにも…。そのあたりのことは、上記過去記事を読んでいただけたらと思います。
九州の人は、本当に心が広く、優しいです!!)


まだ行かれたことのない方に、心からお勧めいたします。

四条隆資ファン必見!京都文化博物館「祇園祭-蟷螂山の名宝-」

祇園祭の山鉾の一つ「蟷螂山(とうろうやま)」。大きなカマキリの載っているちょっと個性的な山で、祇園祭に詳しくない人でも記憶にあるのではないでしょうか。
実はこの蟷螂山は南朝の公家大将・四条隆資がモデルとなっているんですよ
(以前このブログでも取り上げたことがあります。→「京都・遠州との縁を今に ういろうで600年前の舞」)

今日はこの蟷螂山についての展覧会のご案内です。


祇園祭-蟷螂山(とうろうやま)の名宝-
京都府京都文化博物館

京都府京都文化博物館「祇園祭-蟷螂山の名宝-」

祇園祭山鉾巡行で人気の蟷螂のからくりを搭載した山

京都市中京区西洞院通四条上ル蟷螂山町から祇園祭の山鉾巡行に出される蟷螂山は、御所車の上に乗った蟷螂のからくりが人気を博する山です。

中国の故事である「蟷螂の斧」に取材した意匠をもつ蟷螂山は、応仁の乱以前の記録にもその名の見える古い由緒を持っています。御所車の上に蟷螂のからくりが乗る姿は、南北朝時代に南朝方として活躍した四條隆資(1292―1352)の戦う姿が蟷螂の斧のようであった事から、彼の死後に四條家の御所車に蟷螂を載せて山鉾巡行に参加したものだと伝えられています。

蟷螂山は江戸時代後期に衰退し、明治5年(1872)以降長らく巡行に参加していませんでした。しかし、昭和56年(1981)に復興され再び山鉾巡行の列に連なるようになったのです。

蟷螂山のあゆみからは、祇園祭の長い歴史と変遷の過程がうかがえます。今回の展示を通じて蟷螂山の歴史や文化の奥深さに触れていただくと共に、祇園祭のもつさまざまな魅力の一端を感じていただければ幸いです。

会期:2018(平成30)年4月7日(土)~6月17日(日)
 前期 4月7日(土)~5月13日(日)
 後期 5月16日(水)~6月17日(日)



残念ながら南北朝時代の展示品はありませんが、間近に山鉾の装飾類をじっくりと見ることのできる貴重な機会です。
その中でもやっぱりカマキリが一番見たいですね。

ご存じない方のために↓

蟷螂山 - YouTube

カマキリがからくりで動くたびに「隆資ーーーーー!!!!」と叫んでしまいました(笑)

蟷螂山では毎年オリジナル手ぬぐいやTシャツを販売しているというニュースを見たことがあります。
いつか絶対に見に行って、そして手ぬぐいなども手に入れたいと思っています!

歴博期間限定展示に越前島津家文書が登場!

今日からの国立歴史民俗博物館の期間限定展示は越前島津家文書です


期間限定の展示資料
国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)

総合展示室および企画展示室で特別展示される主な資料です。貴重な原品は長期間の展示に耐えられないため、期間限定で展示されます。この機会をお見逃しなく!
(予告なく変更されることがあります。)

第2展示室 大名と一揆 終了予定日:2018年6月3日(日)

越前島津家文書 上杉朝房奉書(竪紙)
本館蔵

越前島津家は薩摩島津氏の同族で、鎌倉初期に越前守護代となったことが家名の由来だが、実際は播磨国の武士であった。江戸時代、その中世文書群は薩摩島津氏の分家である重富(しげとみ)島津家に伝えられた。

当時、室町幕府の政務を主導していた足利直義の邸宅・高倉殿(三条坊門殿)で開催される弓場始(ゆばはじめ)において、島津忠兼に対し射手として参勤するように命じたもの。直義の命令を受けて本文書を発給した上杉朝房は、御家人を統轄する小侍所の所司(長官)の立場にあった。



リンク先で画像と釈文が見れる…はずなんですが、画像のリンクが間違ってるのか、見れませんね。
なので同館の展示図録「中世の武家文書―館蔵資料から―」より、写真を撮りました↓

貞和5年8月8日 小侍所所司上杉左馬助奉書(高倉殿弓場始射手催促状)
小侍所所司上杉左馬助奉書(高倉殿弓場始射手催促状)
↑図録ではこういう文書名。

越前島津氏については以前ちょっとだけですが調べて(というか主に読書感想)このブログにも記事を書きました。古典太平記に登場する「島津安芸前司」が大好きなもので
(よろしければカテゴリ「島津安芸前司」をご覧ください)

島津忠兼は尊氏の近習・馬廻衆だった人で、南北朝時代における越前(播磨)島津氏のなかで最も活躍した人物。
前年、尊氏が京の諏訪社へ法楽の笠懸を行った際も射手として選ばれています。


ところで、弓場始はこの書状の日付の4日後、貞和5年(1349年)8月12日に尊氏の新邸にて行われました。(直義の…というのは間違いですね…
2か月前には貞和の政変があったり、とにかく何が起こるかわからないような洛中の状態だったと想像されます。
現にその深夜、高師直が挙兵し尊氏の邸を取り囲んでいますね
こんなときにのんきに弓場始なんて尊氏は何を考えているのか理解不能、というような意味のことを『観応の擾乱』の亀田俊和先生が以前ツイッターでおっしゃっていましたっけ(笑)

いろんなことが想起させられる文書ですね


(しかし、説明の中の小侍所の部分が間違っていませんかね…? また「仰」は尊氏じゃないかと思うし、さらに越前島津氏の説明も微妙に…

嵐山史跡の博物館で甲冑着用体験募集中(小中学生限定)

埼玉県立嵐山史跡の博物館で、小中学生を対象とした鎧着付け体験のイベントがあるそうです。


こども体験教室 よろいを着てみよう
埼玉県立嵐山史跡の博物館

埼玉県立嵐山史跡の博物館 よろいを着てみよう

【内容】 小学生、中学生を対象にした、よろいを着ることのできるイベントです。よろいは実際に武士が着ていたものを忠実に再現したもので、素材や質感、重さも本物そっくりです。よろいを着てみることで、中世の武士の世界を体験できます。写真撮影ももちろんできます。子どもの日に、思い出に残る貴重な体験をしてみませんか。

【対象】 小中学生(女の子も参加できます)

【日時】 平成30年5月5日(土曜日) 10時~15時30分の間で30分ごとに実施

【費用】 無料

【定員】 各回4名 計36名

【申込】 4月1日(日曜日)から電話で申込み(先着順
     受付時間:9:00~17:00

【電話】 0493-62-5896

※よろいの着用サイズ(身長)がありますので、ご希望に添えない場合があります。



くっ! 小中学生になりたいぞぉ!!
ちなみに私は甲冑を着てみたいのもそうですが、自分で一から作ってみたいという欲望(?)があります。
まだ先のことと考えていますが、必ず叶えたいです

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プロフィール

カオリ丸

Author:カオリ丸
下総国の住人。
南北朝初心者で、足利尊氏が好きです。
メールアドレス↓
alovet1305★あっと★gmail.com
(「★あっと★」を「@」に置き換えてくださいね)

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